WBWとは、米国で60年以上の歴史をもつナショナルブライダルサービスの教育機関として発祥し、ウエディングスペシャリストを養成する米国のプログラム(WB)を認定しています。
日本を始め、ハワイ、メキシコ、エクアドル、アフリカ、フィリピン、バハマ・パラグアイ・カリブ海・中国など各国に支部を設立。アメリカ本部だけでなく、北米、ヨーロッパも含め、世界各国でWBWのスペシャリストが活躍しています。
ナショナル・ブライダル・サービス(NBS)の教育・研修機関として設立
ウエディングスビューティフルワールドワイド(WBW)は、1951年設立のナショナル・ブライダル・サービス(NBS = 米国で最も伝統のあるブライダル業界団体)の教育・研修機関としてスタートしました。 NBSに参画後、1968年に「ウエディングスビューティフル(WB)」を設立したのがゲリー・ライト氏です。その後彼はWBワールドワイド(WBW)、NBS双方のCEO(最高経営責任者)を務め、また高級宝飾店・ギフトサロン用カタログ制作会社であるカスタムカタログサービスを経営し、他企業や大学の顧問にも就任しました。 業界では「ブライダル・ガイド誌」の殿堂入り、全米テーブルトップ&ギフトウェア協会の特別功労賞、宝飾業界名士録への掲載等の栄誉を受けており、さらに全米放映のテレビ番組にブライダル業界のスポークスマンとして登場、業界事情についてマスコミにコメントを求められる機会も多々ありました。NBS最大の功労者であるCEOゲリー・ライト氏が2020年に他界した後は長男ブライアン・ライト氏が暫定的にその任に当たってまいりましたが、この度新たな組織編成をし、現在はWBW理事会として統合されました。
Weddings Beautiful Worldwide 新たなるステージへ
Weddings Beautiful Worldwide では、2021年1月に世襲外の新代表ジャックリーン・ヴァスケス女史を迎え、新たなステージへ歩み始めました。
ジャクリーン・ヴァスケス女史はニューヨークでプロデュース会社を経営し、ウエディング・ワイヤー「花嫁が選んだプロ」賞を6年連続受賞するなど、評価と人気の高いウエディングスペシャリストです。数多くのイベント&ウエディングプランニングを手掛けるだけなく、ブライダル講師も務め、後進の指導・育成にも力を注いでいます。また、書籍“The Creative Live of An Elite Event Planner”「エリート・イベント・プランナーのクリエイティブ・ライフ」を執筆・出版しており、ブライダル業界の中でも彼女の活躍は注目を浴びています。
WBW Board of Directors
2021年、Weddings Beautiful Worldwide は新たな運営組織として「理事会」を発足しました。初代理事長にブライアン氏が就任、名誉理事には元WBWプレジデントでCWS教育プログラムの執筆者ドリス・ニクソン女史を迎えました。他数名の理事が選任されておりますが、今回当協会代表の葛和フクエが国際支部から唯一の理事に就任いたしました。
世界に広がるウエディングスペシャリスト
WBの設立により、「認定ウエディングスペシャリスト」の資格が米国で確立、認知されるようになりました。その後は、日本を始め、ハワイ、メキシコ、エクアドル、カリブ海、中国、バハマ、パラグアイ、フィリピン、アフリカなどの各支部を擁し、文字通りワールドワイドに活躍するウエディングスペシャリストの総拠点の要としての活動に従事しています。とりわけ、世界のさまざまな市場から注目を浴びているアジア地区の中心であり、2000年からアメリカに次ぐ精力的な活動を続けている日本支部(WBJ)とのパートナーシップの密度の濃さは折り紙つきです。
ソーシャル・セクレタリーの養成に貢献
NBS創設当時のアメリカの結婚式はホームパーティー・スタイルで、家族にとって準備が大きな負担になっていました。そのためソーシャル・セクレタリー(社交上の秘書)と呼ばれる役割が自然発生的に生まれ、花嫁の友人や親戚などが家族に代わって挙式や披露パーティーの手配を担っていました。 こうした状況をいち早く察したNBSは、ソーシャル・セクレタリーのプロを養成するプログラムを開発し、ウエディングスビューティフルと名づけました。 ドリス・ニクソン女史(WBW・元代表)は、創設時の修了生の一人であり、その後ウエディング・プロデューサーの先駆者として活躍するかたわら、この教育プログラムを時代のニーズに合わせ改良、発展させてきました。その功績により、米国ブライダル業界では尊敬を集める存在であり、現在も後進の指導にあたっています。